2007年に劇場で見た映画の感想を紹介をしています。


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『主人公は僕だった』
(STRANGER THAN FICTION)

評価:★★★☆☆
監督:マーク・フォースター
キャスト:ウィル・フェレル/エマ・トンプソン/ダスティン・ホフマン/クイーン・ラティファ/マギー・ギレンホール/リンダ・ハント


【感想】
もし、自分の人生を別の人間が描いていて結末も決まっていたら・・・?という奇抜なアイデアが面白かったです。なんとなく、ジム・キャリーの「トゥルーマン・ショー(1998)」に似ている感じはしますが、これはこれで面白かったです。
悲劇作家が執筆中の小説の主人公、ハロルド・クリック(ウィル・フェレル)はちゃんと生きている実在の人物なんです。 決められた規則正しい生活を続けているのですが、ある日、自分の行動を説明する「作家」の声が聞こえてきます。 その声はハロルドの死をほのめかします。それを聞いたハロルドは結末を悲劇からハッピーエンドに変える為に規則正しい生活をくずし、幼い頃に憧れていたギターや恋に奮闘します。
ダスティン・ホフマン演じる大学の作家研究家が、相談に来たハロルドに質問した内容から、彼の人生を書いている作家を探そうとするのが面白かったです。 それから、声しか聞こえない「作家」に対して「出て来い!」と叫ぶシーンも結構笑えました。
ハロルドはとうとう作家を探し出して結末を変えるよう直訴するのですが、作品の結末を読み、彼が死ぬことで作品が素晴らしいものになると確信した為、覚悟を決めるのですが・・・といったお話ですが、 全体的に大きな事件やアクションシーンがあるわけでもなく話が進んでいくのが少し物足りない感じでした。 ハロルド役のウィル・フェレルはもっと面白い役者なので、ちょっともったいないなと思いました。
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