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『ブラッド・ダイヤモンド』 【感想】 高価で婚約指輪などに贈られるダイアモンド。 この美しい宝石をめぐり、アフリカでは殺し合いがあり、年端も行かない少年たちが洗脳され、少年兵として殺し合いに駆り出されているという事実に胸が痛みました。 家族と引き裂かれ、ダイヤ発掘の強制労働に就き、息子のディアはさらわれた挙句、少年兵に仕立て上げられてしまった父ソロモン(ジャイモン・フンスー)の怒りと悲しみは相当なものだったと思います。 ダイヤの密輸に絡むアーチャー(レオナルド・ディカプリオ)の命がけの取引や、密輸ルートを暴こうとする記者マディー(ジェニファー・コネリー)の現実を伝えきれない葛藤が哀しかったです。 日本という平和な国にいる私達には考えられないような辛い現実がまだまだ世界にはあるんだなぁと思いました。レオナルド・ディカプリオはアーチャー役でアカデミー賞 主演男優賞にノミネートされましたが、さすがの演技だと思いました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
2007年 目次 toppage |