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『ｱ･ﾌｭｰ･ｸﾞｯﾄﾞﾒﾝ (1992)』
ｷｬｽﾄ:ﾄﾑ･ｸﾙｰｽﾞ/ｼﾞｬｯｸ･ﾆｺﾙｿﾝ/ﾃﾞﾐ･ﾑｰｱ/ｹｳﾞｨﾝ･ﾍﾞｰｺﾝ/ｷｰﾌｧｰ･ｻｻﾞｰﾗﾝﾄﾞ/ｹｳﾞｨﾝ･ﾎﾟﾗｯｸ
【感想】★★★★☆
ﾄﾑ･ｸﾙｰｽﾞ主演の手に汗握る法廷ﾄﾞﾗﾏです。 とにかくｷｬｽﾄが豪華です。ジェセップ大佐役のｼﾞｬｯｸ･ﾆｺﾙｿﾝをはじめとし、ﾃﾞﾐ･ﾑｰｱやｹｳﾞｨﾝ･ﾍﾞｰｺﾝ、ｷｰﾌｧｰ･ｻｻﾞｰﾗﾝﾄﾞなど良い俳優が多数出ています。
この映画でものすごい威圧感を出していたのがｼﾞｬｯｸ･ﾆｺﾙｿﾝ(ｼﾞｪｾｯﾌﾟ大佐)でした。
ｷｭｰﾊﾞの米軍基地で海兵がｺｰﾄﾞR（虐待に近い暴力制裁）によって死亡するのですが、命令を出したのは誰？という問題を法廷で争うのですが、容疑者のｼﾞｪｾｯﾌﾟ大佐が出てきた途端、見ているこちらがいやな汗をかきます･･･(笑)。
そして「こんな奴、どうやったって罪なんか認めないでしょ？！」と誰もが思うことでしょう。
この法廷の結論がどうなるかは内緒ですが、とにかくﾋﾟﾘﾋﾟﾘ感が伝わってくる緊迫した法廷劇です。
あの迫力とふてぶてしさはｼﾞｬｯｸ･ﾆｺﾙｿﾝならでは、でしょう･･･ﾎﾝﾄ怖いです。主演のﾄﾑ･ｸﾙｰｽﾞの存在感が薄く見えてしまうほどです。
私は、法廷ものではこの映画がﾀﾞﾝﾄﾂだと思います。序盤、事件の調査をしている辺りは普通な感じですが、法廷の場面になってからは釘付けです。被告人の海兵の潔い最後の言葉と敬礼に感動しました。

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